2010年11月
ある日、道に迷った1台の車が自分のいる広場に入ってきました。
北海道から一人で遊びに来ていたしょうこさんでした。
この後、いろんな偶然が重なり日本の南と北での遠距離恋愛がスタートします。
旅行会社に勤めながら副業でパワーストーンを扱う仕事をしているという彼女は強くて真っすぐで芯のあるとてもカッコイイ女性で、
もし生まれ変わるならこういう風になりたいなと思う理想の男性像みたいな人でした。(しょうこさんは女性です)
それまでぼーっと過ごしていましたが
聖子さんが沖縄に遊びに来た時には
プレゼントをたくさん買ってあげたいなとか、
美味しいものをたくさんご馳走してあげたいなとか、
そのうち聖子さんの住んでいる北海道にも行ってみたいなとか、
いままで考えた事もない事を考えるようになりました。
だけど給料が本当に安かったので…
しょうこさんがお金を貯めて年に 3〜4 回沖縄に来てくれているのに
お返しみたいなことが全然できないでいて
なんだかとってもみじめな気持ちになりました。
「本当はもっと稼ぎたいんだけど、とにかくひどい雇い主のところで働いているからなんにもしてあげられなくてごめんね」
みたいな事を毎日電話で毎日ぐちっていました。
しょうこさんが同情して
「その人たちひどいね」
「しまちゃん可愛そう」
「それなら仕方ないよね」
って言ってくれると思って…。
だけど、しょうこさんが言ったのは
「こんな環境のいいところで働いてるんだから利用しない手はないよね。
稼ぎたいなら月 5、6 万ならすぐ稼げるよね」
朝から晩までコキ使われてるし
商売もなわばりみたいのあるし
雇い主がいいっていう訳ないし
しょうこさんは北海道の人だから沖縄の集落の事はなんにもわからないんだろうなと思っていました。
この時は。
「実録!ハンドメイドビジネス物語〜しまちゃんの場合〜」の1話〜3話の裏側を、SHOKOが解説しています。
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