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  1. 実録!ハンドメイドビジネス物語〜しまちゃんの場合〜
  2. 独白編
  3. 第5話 自分の作ったものを売る怖さ

第5話 自分の作ったものを売る怖さ


しょうこさんは嵐のように来て嵐のように去って行くなぁ…



彼女が帰ってしまった後、二人で作ったこだまちゃんを眺めながらこの数日間を思い出していました。



絶対ダメだと思っていた事をあっという間に解決するなんてスゴイなぁ。

だけど…確かに自分で作りたいって言ったし、売りたいって言ったけど

いざやるとなったらなんかなぁ…

 

自由な環境だったらお金なんてすぐに稼げるのに!

こんな環境だからなんにも出来ない!

ってずっと思ってたけど違ったのかなぁ。



もう問題なんてなにもない…。

あとはこのセットを水牛車に置けばいいだけ。

ただそれだけなのにそれが出来ない…。



作るのは楽しいからいくらでも作れるのになぁ。

あげるなら簡単なのになぁ。

子供達が「ありがとう!」って喜んでくれる顔も想像できる。




水牛車のお金をもらう、レンタサイクルのお金をもらうは全然出来るし

「水牛車一人2000円?高いね〜」と言われても全然平気。

「すいませ〜ん。雇い主に言っておきますね〜」の一言で済む。




でも…自分でこだまちゃんを売って


「これ400円もするの?高いね〜」

「ボッタクリじゃないの?」って言われたらなんて言おう…




子供がこれほしいと言い出して、親が「高いからだめ」って言って

子供が駄々をこねて空気が悪くなるとか…




お客さんの一人が「これ可愛い〜買おうかな〜」って言ってくれて

お友達が「そう?あっちにもっといいの売ってたよ〜」って言って

「じゃやめとこ〜」ってなって「やっぱいいです」って返されるとか…






悲しいシーンなら無限に浮かんで来る…




とりあえずなにもしないのはしょうこさんにも申し訳ないからこだまちゃんを作る。

 

でも水牛車には置けない…。



こんな事を繰り返しているうちにこだまちゃんの山が出来ました。



続く。

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